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2011年08月12日

発達障害のいま





杉山登志郎先生の新しいご本。
発達障害のいま / 杉山 登志郎 (著); 講談社 (刊)

今年の7月に講談社現代新書から発行されたご本です。

この本は発達障害の子どもたち / 杉山 登志郎 (著); 講談社 (刊)
の第二段のようですね。


「発達障害の子どもたち」と同年に発行された、


子ども虐待という第四の発達障害 (学研のヒューマンケアブックス) [単行本] / 杉山 登志郎 (著); 学習研究社 (刊)
子ども虐待という第四の発達障害 (学研のヒューマンケアブックス) [単行本] / 杉山 登志郎...



この二冊に、私はかなりの衝撃を受けて、ブログにも長々と書いております。


どうにもこうにも私は「虐待」と言うものに過剰に反応してしまう所がありまして・・・
怒りながら、泣きながら、記事を書いていたような記憶があります。


「第四の発達障害・・・子ども虐待について考えてみる1」(2008年10月26日)
「しつけと常識〜子ども虐待について考えてみる2」(2008年10月27日)


ところが、今回の「発達障害のいま」では、虐待に対する怒りや過剰な反応がなくすんなりと読めた。

何故か?

それは親側に焦点をあてて書かれている部分が多いから・・・


序章からして「母子並行治療を行ったヒナコ」


発達障害は、脳の機能障害で生まれつきのものである。と言うのを当然の所において、かつ、次へのステップ。
親と子の関わりかた・・・

に進んでいるからだと思うのです。


自身の調子の悪い時に読んだにもかかわらず、すんなりと読了できたのは、この先に希望が見えたから・・・と言う事もあります。



杉山先生の文章はとても読みやすく、発達障害の事をあまり知らない方々にも手に取り易くはあるのですが、この本に関しては、この本だけを取り出して読んでしまうと、誤解が生まれそうな気もしています。
ある程度知識がないと、辛いかもしれません。


目次をあげさせていただきます。

序 章 母子並行治療をおこなったヒナコ
第一章 発達障害は何故増えているのか
第二章 発達凸凹とは
第三章 発達凸凹の可能性
第四章 トラウマの衝撃
第五章 トラウマの処理
第六章 発達障害とトラウマ
第七章 発達障害と精神化疾患 その1
第八章 発達障害と精神化疾患 その2
第九章 未診断の発達障害、発達凸凹への対応
終 章 療育、治療、よぼうについて

発達障害のいま/講談社現代新書より



と、目次だけ読んでいただいてもわかるように、発達障害だけの問題ではなく、二次障害、未診断の成人発達障害凸凹まで、広がっている。

最近は特に大人の発達障害に注目がされているのか、成人向けの発達障害本も多く出版されている。

杉山先生のこの本の特徴は、成人も診断を受けましょう!ではなく、日々暮らしていく上での驚異である二次障害について述べられていること。

二次障害さえなければ、二次障害があるかないかで、その後の生きかたもずいぶん変わっていくと思います。

だからこそ、二次障害の予防、子どもに関してはトラウマを作らないこと、それには親子並行治療。

自分自身を考えてとても納得のいくないようでした。


精神疾患の中には、通常では信じられないと思われるものも書かれていましたが、十分にありえると、自身の体験を持って確信に近いものを感じています。

第六章の「発達障害とトラウマ」

この章で書かれている発達障害の子どもたち(大人たち)が、何故こんなにもトラウマになり安いか・・・
なるほどと納得がいくくらいわかりやすかった。

単に「心が弱い」とか「わがまま」と片付けてしまってはいけない事を再確認できた感じです。



*****************************************



息子のちびぼんが、小二から学校へ行けなくなりました。
今現在六年生。
二年生当時の環境とはまったく違う状況で、学校の協力もありいい形で登校することが出来ていますが、(週に1〜2ですけど)それでも、彼の中にあるトラウマはなかなかと消えてくれない。それどころか、学校へ行くそれだけで体全体が緊張し、疲れ果てて帰ってくる。。。
話を聞いていると嫌なことも無いしお友達とは楽しく遊べるし・・・でもこの異常な緊張は何なんだろう?

その答えも、この本にあったかな。



先の記事で、私自身のPTSDの治療として受けているEMDR。
この治療についてもこの本はたくさん書かれていました。
そして、解離の問題も。

いま私自身が欲しかった情報が、本と言う形として出版された偶然。
少々驚き、そして自分の主治医への信頼度が高まったのもたしか・・・


わが家も親子そろって、解離の症状がある。
息子は小2〜3年約2年間。

私も似たような感じで幼少時と思春期と・・・それぞれ記憶から欠如している時期があります。
そして、つい先頃発覚した今現在でも起こっている時間泥棒、いえ記憶泥棒。
記憶のないうちに行動している奇妙さ。

時間がかかっても、じっくりしっかり治療を続けて行きたいと思います。


そして私の中での一番の恐怖。虐待の連鎖。

これも、自分自身とても気にしていますので、大丈夫と思いたいですが・・・
記憶が正常に保たれていないとわかったからには、ちびぼんの主治医にもきちんと話をして、ちゃんと観察していただこうと思っています。


杉山先生の本の中に書かれていた、虐待行為をし虐待されて、その親子そろってその記憶を飛ばしてしまイ、親子二人で笑いあってる・・・(第四の発達障害だったと思います)
などとホラ話のようなお話。。。

わが家でそのまま当てはめられそうで、恐い。

あってもおかしくない。と言うのが、恐いです。




発達障害のいま (講談社現代新書) [新書] / 杉山 登志郎 (著); 講談社 (刊)



*おすすめレビュー
「お父さんの[そらまめ式]自閉症療育」発達障害のいま(ブックレビュー)

わが家の場合被虐待児であった母親と、明らかな二次障害をおこした息子ともに発達障害の診断を受けている。
という片寄った環境の家庭ですので、この杉山先生の書かれている症例そのものにさほど驚きがなかったのですが、やはり一般的な自閉症児をお持ちのご家庭には、上記に上げさせていただいた「そらパパ」のブックレビューを参考にしていただくと良いと思います。



最後に、普通の家庭であっても虐待の経験のない親御さんであっても、障害の軽重どちらであっても、障害児を育てる事は、ふつうと呼ばれる子どもを育てるのとは違う苦労があります。

虐待死・・・などのニュースも流れておりますが、
親子でのフォロー、親子ともに治療と言う流れが医療に出来上がれば、福祉も行政も変化していってくれるんじゃないかと、ほのかな希望を見出しております。





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最後までお読み下さってありがとうございました^^

前回の記事「解離」では中途半端になってしまいましたが、まだこの事について語れる状態ではありません。今日アップしたこの記事では出来るだけ自分を押さえて書いたつもりでしたが、まだまだですねぇ・・・

それではまた。
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posted by はるぼん at 14:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

「親子アスペルガー・ちょっと脳のタイプが違います」おすすめ本☆




久しぶりに本の紹介です。

書く書くと言って、やっとですね^^



今日紹介したいのは、今年の春3月に出版された、親子でアスペルガーの本。

もう色々な方がレビューなど書かれていて今更〜かもしれませんが、私なりの感想をまとめさせていただきます。


親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います [単行本] / 兼田 絢未 (著); 合同出版 (刊)
親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います [単行本] / 兼田 絢未 (著); 合同出版...


ブログでもツイッターでも繋がりのある「兼田 絢未」さんの著書。

発行されるのを楽しみにして、発売日を3週くらい過ぎたときにやっと手に入れた本。

帯の親子の会話がまたステキで、いい感じなのです。



「ねえ、お母さん、アスペルガーって何?」
「人の名前」
「だれ?それ?」
「お医者さんよ、オーストリアの」
「かっこいいん?」
「知らん・・・・・・」
「好きなん?」
「まぁまぁね」



親子でアスペルガー。

わが家とは少し違うけど、この会話、とてもしっくりくる。

あたたかい家族の会話。なんだかワクワクします。





さて、中味はと言いますと・・・

子育ての苦労話、自身のアスペルガーの受容・・・などといった展開かしら???

なんて思ってたら大間違い!

アスペルガー、ASD(自閉症スペクトラム)の人として生きるための工夫が盛りだくさん!

それも絢未さんご自身のお子さんへの工夫ですからとてもわかり安い!

こんな事書いたら絢未さんに怒られてしまうかもしれませんが、決してパーフェクトなお母さんじゃない、あくまでも普通の親と子の会話が、面白おかしく、でもとても真剣でためになる内容。

親子喧嘩の話などは、わが家も同じですから、くすくすと笑ってしまえるほど^^



ASD者が普段どんな事を考えどんな所に興味が行きどんな風に感じるか・・・

そんな少し普通と違った所をたっぷりと読み取っていただけるんじゃないかなあと思います。

特に、今、小さなASDやそのグレーゾーンのお子さんを子育て中の親御さんに、ぜひ読んでいただきたいなあ。

子どもたちの発する言葉やしぐさ・・・それは皆、理由があって、その理由は「ふつう」だけでは決して読み取れないものだということが、少しでもご理解いただけるんじゃないかと・・・

こだわり一つとっても、ちゃんとした理由があること。

それだけでも知っていただけたら、小さなASDの子どもたちもきっと楽になれるし、親御さんたちもホッとした何か繋がりを感じていただけるんじゃないかと…




個人的に感じたこと。

これは私自身がASD当事者だからだと思うのですが、絢未さんと自分との大きな違い。

それは、「自分の普通ではないところ」に気づかずに育ってしまったこと。

これは良い意味では「自己肯定感がちゃんと育った」ということであり、
悪い意味では「非常にわがままな人間」と言う事でもあるなあと。。。

まあこの年になって反省しても、もう遠い過去の事だから今更どうしようもありませんが・・・

いじめられても、いじめられていると気がつかない。

団体行動が出来なくても、平気。参加したくないものには誰がなんといおうが参加しない。

学校も平気でサボる。(今で言う不登校)

テストは白紙で提出したり、裏にびっしり教師への文句を書き添えたり、かと思えば気に入ったものは高得点とったり、(決して満点ではないところが笑えますが・・・子どものころからケアレスミスたっぷりだったなあ)

ほんとに、普通の枠で考えたら最低の子どもでしたね。。。


絢未さんのこの本を読んで、自分の子どもの頃の事を大反省しました。

私とは違って、とても真面目に自分の特徴を子どものころからつかみそこに悩んだりした葛藤があったり・・・

このあたりに、同じ親子でASDでも、子育ての工夫の違いがひしひしと・・・


私はちびぼんに、もっと図々しく、自分に自信を持ってもらいたい!

なんて思っているですが、それには親としての工夫があまりにもなさ過ぎた・・・

考えて工夫すること、まだまだいっぱいありました!


それを教えてもらえたなあと。。。

これは嬉しい驚きでした。



実はこの本を読んだのは、3月11日が過ぎてから・・・

精神的に不安定になっていたときだったのですが、一気に読むことが出来ました。

それは、絢未さんの考えや工夫の数々が驚きでいっぱいだったからだと思います。


私の場合、先にも書かせていただきましたが、子どものころに自分を否定する事をしなかったので、絢未さんのご自身の子どもの頃のお話を読んでも、ビックリはしたものの、大きな地雷にはならなかったのですが、成人当事者の方には、ちょっとした地雷になるかもしれません。

それはどの当事者本でも同じことですが、そのあたりは注意して読まれると良いかもしれません。

う〜〜ん。

正直に書くと、私は自分の子どものころのわがまま振りを、かなり反省しまして、それで少し落込んだかな〜と言う部分はあります。

が、ちびぼんの子育ての為に、この本を読めてよかったなあと・・・

自己否定に考えが走る・・・と言うのを、具体的に理解できたから。。。

絢未さんにお礼言わなきゃ、と思って、今日やっと、絢未さんの親子の本の感想を書くことが出来ました。


絢未さん、長男君、次男君。ありがとうございました^^




*絢未さんのブログ「にじいろ家族の小さな幸せ」
ブログにも、子育てや生き方の工夫が満載です。

*ブログでのブックレビュー
狸穴猫さんの「アスペルガーライフblog」【書籍】親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います/兼田絢未著
そらパパさんの「お父さんの[そらまめ式]自閉症療育」親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います(ブックレビュー)
KJさんの「臨床心理士KJの連絡帳」親子アスペルガー ちょっと脳のタイプが違います 兼田絢未





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最後までお読み下さってありがとうございます^^

いまだになかなかと本が読めなくて苦労しているのですが、感覚にピッタリ合うとすんなり読めるんですよね。
絢未さんの本もその数少ない一冊になりました。

GW明日から後半に突入です。
わが家ではどんな過ごし方をしたか・・・
次回はそのあたりを書こうかと思っています。

皆様も良い休日を・・・お休みでない方も良い日々を・・・

それではまた〜
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posted by はるぼん at 22:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月17日

『6さいのきみへ』佐々木正美先生の絵本




久しぶりに本の紹介です。

今回は絵本です。

2011年3月22日初版発行の絵本。


ブログを更新するたびに、震災の事、なかなか平常心に戻れない自分の事、息子の事、それらばかりだたらだら書いてきてしまいました。

そんな状態でもこのブログを読みに来てくださる方、感謝です。


少しこの事は記事で触れたかもしれませんが、震災から私、感情がおかしくなりまして、「泣く」と言う事が出来なくなっていたのです。

以前は、感情失禁かと言うくらい、少しの事で涙がポロポロこぼれ落ちて嗚咽を上げて「泣く」と言う感情の放出をしていたのですが…


昨日、やっと、1ヶ月と五日ぶりに「泣く」ことが出来ました。


佐々木正美先生のこの絵本を読んで・・・




6さいのきみへ [単行本] / 佐々木正美 (著); 佐竹美保 (イラスト); 小学館 (刊)
6さいのきみへ [単行本] / 佐々木正美 (著); 佐竹美保 (イラスト); 小学館 (刊)



少し育てにくいと感じられる個性を持つ子ども。
その子が生まれてから6歳になるまでを、淡々と短い文と優しいイラストで追った絵本です。

ページをめくるたびに、目に涙がほろほろと浮かんできて・・・

いつの間にか号泣していました。


決して悲しいお話ではないのです。

子どもの成長とそしてそれを見守る親のまなざし・・・


佐々木先生らしい、やさしさにあふれる絵本。



ちびぼんは11歳。

この6歳と言う時期をもう5年も過ぎています。

5年前のちびぼんの姿を思い出して、ちびぼんがどうやって生きてきたか、ちびぼんが私たち親に自分の気持ちをどうやって伝えようか一生懸命になっていたか・・・

6歳の頃のちびぼんには、まだ、心の中で思っていることを表現する事があまり上手ではありませんでした。

5歳の頃のちびぼんは、保育園の年長さんになって、年下の子どもにとてももてていたなあ。。。
みんなに名前を呼ばれて、少してれながらも一緒に遊んでいました。

何故ならその頃のちびぼんは「レゴ博士」だったから・・・

年下の園児たちの希望をすぐにレゴを使って見せてあげていたようです。


4歳の時のちびぼん。この年に保育園に入園しました。2年保育を選択したのです。

初めての団体生活に、ドキドキしながらも意外に上手く馴染んでくれました。

それでもたくさんの子どもたちを見ている園長先生に、ちびぼんの発達の状態を見抜いていただいて・・・

「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」と言う診断を受けることになりました。


小さな頃から、たしかに「ふつう」の感覚とは違った子だなあとは思っていましたが。
生きていくのにさほどの支障も無いだろう・・・などと思っていました。

3歳の頃は、発達障害という言葉さえ知らずにいましたから、今思うと大型ショッピングセンターで、迷子の放送になれきってしまっていた事、言葉は発するも、皆形容詞化、自分で勝手に作った造語。

小さな頃の色々な思い出が全部、今のちびぼんにつながっているんだなあと、そう感じたとたん・・・



涙が止まらなくなってしまいました。



障害を否定してとか、かわいそうに、とかでは決してありませんよ。

ちびぼんが赤ちゃんの頃から今までどれだけ頑張ってきたか・・・

それを思ったら、涙と鼻水とでグチャグチャに・・・




佐々木正美先生の文と佐竹美保さんの絵。


この春小学校に進学した子どもたち、親御さんだけでなく、わが家のようにもう少し大きくなった家庭にも、魂がぎゅぅんとなる感覚で、何ていうのかなあ・・・

今まで過ごしてきた時期をタイムスリップして映像で見ているようなそんな感じ・・・

決して苦しい方のフラッシュバックでなくてね。


一つ一つのちびぼんのほんのちょっとした表情や、その時言ったコトバ・・・

全部鮮明に蘇ってくる。。。。



親と子のいちばん大事なこと、を、確認できる思い出させてくれる絵本。



発達障害、育てにくいと感じる子どもたちだけではなく、普通の子育てされている方にも、この絵本の一ページ一ページには、きっと思い出にあるだろうこと、たくさんあると思います。


もちろん、今発達障害の子育てを懸命にされているお母さんお父さんにも・・・


私はちびぼんが11歳の今、この絵本に出会えたこと、本当によかったと思っています。



子どもは宝物なのです。


そうちびぼんに、ちょっとてれてはにかむかもしれませんが、伝えたい。

その気持ちでいっぱいになった絵本でした。






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最後までお付き合いいただきましてありがとうございます^^

佐々木先生の言葉ってとても優しいんですよね。
この絵本巻末には子どもの成長についての暖かい目で先生が語った文章が載っています。
これを読んでも大泣き。

新刊ですので書店でも並んでいると思いますしぜひ図書館にリクエストしてもらいたい^^

そんな絵本です。

ほんと言いますと本の紹介したいものがたまっているのですが、まずはこの本からはじめさせていただきました。


さて、日曜日のわが家。何の予定も無いダラダラと楽しい時間を過ごします^^



それではまた〜
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posted by はるぼん at 12:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月23日

発達障害って何だろう?本人告知後の子どもへのおすすめ本




本人告知後に、障害の事を、自分の事を、ふんわりと知る手助けになるための本。

探していたのです。

小学生つまりは子ども向けの発達障害本を…




ちびぼんの本人告知は、自然な形でできました。

発達障害を紹介するTV番組を見たのがきっかけです^^

自分で気付き、そしてそれを私に尋ねるという形…


「ちびぼん。主治医からの告知(お話)」(2009年07月30日)


本当はその数ヶ月前に本棚でのび太・ジャイアン症候群―ADHD(注意欠陥・他動性障害) [文庫] / 司馬 理英子 (著)...この本に目を付け私に質問をしたのが始まりでしたが…



考えていたよりもちょっぴり早めでしたが、自分で気がつくという自然な形でできたこと、本当によかったと思っています。




告知後すぐにちびぼんに見せてあげたのがこの本。

ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち (発達と障害を考える本) [大型本] / 内山 登紀夫 (監修); 安倍 陽子, 諏訪 利明 (編集); ミネルヴァ書房 (刊)
ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち (発達と障害を考える本) [大型...



発達障害って何だろう?

アスペルガー症候群って何だろう?


そんなちびぼんの疑問に答えてくれるわかりやすい本。

ちびぼんは何度も何度もこの本を読み直して、自分と似ているところ違う所を探したり考えたり…

告知直後に、このような理解しやすい本に出合えてよかった〜



良い形での告知になったと思います。

もう一年以上たったのですね〜




そろそろちびぼん、次の段階に進みたくなった様で…

ちょうど、自分の調子も上向きになったからでしょうか?
もっと何かをしたいんだけど脳と体が動かない自分を何とかしたいという気持ちが沸いてきたからなんでしょうか?


私の本棚にある、ちょいとちびぼんには(かなりかな〜〜?^^?)難しいアスペルガーや発達障害の本を手に取り広げることが増えてきたのです。

ああ、もっと知りたいんだ。

そう感じた私は、しっかりおなじみになったツイッターで「告知後の子どもにお勧め本教えてください〜」何ていうポストをしまして、そしたらすぐにいろいろな本を紹介していただけました。
(ツイッターってそういう意味でも素敵なwebサービスだと思います^^)

紹介してくださった皆さんありがとうございました^^




まず真っ先に届いたのがこの本。

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド [単行本] / 吉田 友子 (著); ローナ ウィング (監修); 中央法規出版 (刊)
あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド [単行本] / 吉...


この本は私も購入して読んでいた本。
すっかり忘れていました〜〜(お恥ずかしい・・・)

ただ現在のちびぼんにはまだ少し早い。
自発的に読むには、あまりにも難しそうに見える本だから・・・

理解度合いの問題もあるし・・・

中学生になる頃にさりげなく勧めてみます^^


他には、


バジと不思議なコミュニケーションセット: 宇宙時代のアスペルガー・アドベンチャー [単行本(ソフトカバー)] / パーメラ ヴィクター (著); 牧野 恵 (翻訳); スペクトラム出版社 (刊)
バジと不思議なコミュニケーションセット: 宇宙時代のアスペルガー・アドベンチャー [単行本(ソ...

マイソーシャルストーリーブック [単行本(ソフトカバー)] / キャロル・グレイ, アビー・リー・ホワイト, 匿名, 安達 潤, 柏木 諒 (著); スペクトラム出版社 (刊)
マイソーシャルストーリーブック [単行本(ソフトカバー)] / キャロル・グレイ, アビー・リ...


これは便利! 5段階表  副題 自閉症スペクトラムの子どもが 人とのかかわり方と感情のコントロールを学べる5段階表 活用事例集 [単行本(ソフトカバー)] / カーリ・ダン・ブロン/ミッツィ・カーティス (著); 柏木 諒 (翻訳); スペクトラム出版社 (刊)
これは便利! 5段階表 副題 自閉症スペクトラムの子どもが 人とのかかわり方と感情のコントロ...


All Cats Have Asperger Syndrome [ハードカバー] / Kathy Hoopmann (著); Jessica Kingsley Pub (刊)
All Cats Have Asperger Syndrome [ハードカバー] / Kath...




どの本も、記憶の端っこにチラチラしていたものの、思い出せないで「うが〜〜っ」っていっていた本ばかり!
アドバイスいただいた方々のお陰で、ようやく手にとって中味に触れることができました。

一度に購入はできませんからゆっくり少しずつ購入しようと、現在、

1.All Cats Have Asperger Syndrome(猫の写真がとてもかわいくて、それだけで癒されちゃう^^ 洋書なので中味は英文ですし〜〜 ちびぼんが興味を持って自分で意味を知るようになったらいいなあ〜と言う思いもあり(笑

2.バジと不思議なコミュニケーションセット(こちらの本が今のちびぼんにピッタリ!冒険チックで表紙のイラストもいいし、いい感じです^^)

3.これは便利! 5段階表(この本も今の自分の感情を知る手立てになるようです。ちびぼんこっそり読んでいました)


今現在のちびぼんに、会うのは上の3つかなあと、母の勝手な思いで、まずは購入・・・

熟読している所までは見てませんが、どうやら手にとって読んでいるようです。

どちらの本も、で着たらそれについて一緒に話し合えるといい本なのですが・・・(ネコちゃんの本は別〜〜英文意味チンプンカンプン^^;微妙にわかればいいほう〜〜)
まだそういう段階ではないようです。


そうそう。
私が図書館でお借りして読んでいた発達障害本で、ちびぼんが気に入ったものがありました。



そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン―実録4コママンガ [単行本] / 斗希 典裟 (著); 発達障害を考える会TRYアングル (編集); 合同出版 (刊)
そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン―実録4コママンガ [単行本] / 斗希 典裟 (...


この本は子ども向けではないのですが、ちびぼん的にはマンガだから読んじゃう。と言う感じだったのでしょうか、楽しく読めたようです。(四コマ漫画だけ〜〜〜^^)

実はこの本をちびぼんが読んでいたから、子どもにも理解しやすい、発達障害の本があればなあと・・・思ったわけでして・・・

高知能の文字大好きなお子さんの中には、大人向けの本であろうとなかろうと、興味を持ったらどんどん読めると思うのですが、ちびぼんの場合、大きな壁が立ちふさがっていて、好みの本しか読まない、それもファンタジー系のお話本のみ・・・ですから。。。


知らない事を知る為の本、とはまだまだなじみがないのです。

小説よりも図鑑・・・タイプではなく、

図鑑よりも小説・・・タイプのASってわけなのですね〜


一言でAS、発達障害児と言ってもいろいろなタイプが存在するわけでして、面白いところですし、学校などで誤解されやすい部分なのかもしれませんね。

ひとりひとり本当に違う。

違い方も、ノーマルな(定型発達)方々よりも派手な様な気もします^^



それにしてもちびぼんの正式告知のきっかけとなったのもTVでしたが、やっぱりTVの影響は大きいですね〜

「そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン」(狸穴猫さんの記事へのリンクです)を読んだきっかけも狸穴猫さんのブログでしたが、
その狸穴猫さんが、昨日NHKの番組に発達障害アスペルガーの当事者として出演されていました。

NHK教育テレビ 「福祉ネットワーク」キラキラ40 人づきあいクライシス 大人の発達障害
*【再放送】2010年12月29日(水)12:00〜
(リンクはNHKのサイトへ)
  

珍しく、ちびぼんと二人でTVを見たのでそのことも記事に上げようかなあと考えています。



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最後までお読みくださってありがとうございます〜

本との出会いって、何となく偶然のステキがあるように感じます。
必要なときに必要な本が私を呼んでくれる・・・
そんな風に感じています。


それではまた。
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posted by はるぼん at 15:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

杉山登志郎先生の新刊紹介〜発達凸凹。二次障害を防ぎましょう〜〜〜




今日の記事も新刊書籍の紹介です!
出たてのホヤホヤ!

実は今日仕事の日でして・・・
新刊の箱を開けていたら、この本が飛び出してきたんですよね〜
1500円也・・・

普段なら、ちょっと購入するかどうか少し考える金額なのですが。
即買いをピピンと決心!迷いは無かったです。
(これはとても珍しいのです〜〜〜私にとって・・・既刊本は別ですよ)

講談社から出版された、杉山登志郎先生編著の本。

タイトルは「講座・子どもの心療科」


これだけで、おおお〜〜〜〜〜読みたい!
となってしまいました。
本屋の特権。
ペラペラと目次などを見まして・・・
発達障害というくくりだけでなく子どもの情緒障害・・・不登校までお話は及んでいます。
はては福祉制度まで・・・・

杉山先生のご本は何冊か読んでいますが、次々と新しい本を出されるので正直買うかどうか・・・もっと迷うべき。。。

と思っていましたが、この本は親がのどから欲しがっている情報がしっかりと入っているようなのです。
(買ったばかりなので、全部は読みきれていません)

新刊なので、早めに皆さんにお知らせするべきと考え、今日の記事にさせていただきました。

発達障害関係のほんというと、お近くの書店にあまり置いてなかったり、探すのに苦労されたり・・・と思うのですが。。。

この本は、もしかしたら発行部数が多いように感じるのですよね〜
という事は一般の書店でも手に入れることが出来るのではないかと・・・
(たぶん沢山は入荷していないと思いますが)



講座 子どもの心療科

講座 子どもの心療科

  • 作者: 杉山 登志郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/20
  • メディア: 単行本




このご本です!(アマゾンへのリンクです)


私が読んだ範疇で、気になった点、おおこれは!と思った箇所をいくつかあげさせていただきます。

杉山登志郎先生が心療科の部長とと保健センターのチーフを兼任なされている「あいち小児保健医療総合センター」のお話に始まり、
(杉山先生は基本設計段階から参画されていたそうです)
子ども専用の心療科の大切さと、現実。
が序章で書かれています。

次の第一章での杉山先生が書かれているのですが、
とても面白い用語が飛び出していました!
少し引用させていただきます。

発達障害とは、発達の道筋の遅れ(disorder)、直訳すれば凸凹となります。筆者としては、正しい意味となると発達障害でなく発達凸凹と呼ぶべきではないかと最近は考えています。
発達凸凹に適応障害が加わってはじめて発達障害と診断するからです。
発達凸凹を持つ子どもは、沢山存在します。健常か障害かという古い二群わけは今や意味をなしていません。

子どもの心療科より、第一章発達障害の理解と対応22ページより引用させていただきました。


二次障害に苦しませてしまった親として・・・
おおおおお〜〜〜〜
と言う感想を持ちました。

いわゆる今まで言われていた発達障害そのものだけならば、(それは療育や支援が必要でありましょうが)本人、まわりの状況次第でなんとか立っていられる状態になると言う事・・・ですよね。

やはり、問題は発達障害ゆえに引き起こされる、二次障害の数々・・・

高機能広汎性発達障害児の場合・・・診断の遅れもそれに重なって、多くの子どもらがすでに、二次障害・・・(うつ状態が多いとの事)となってしまっているそうです。

愛着形成は、小学校時代つまり児童時代に形成されることが多いとも書かれてありました。
(ゆっくり成長と考えれば当然ですね。愛着形成はとても大切だと常々思っています。もう小学生なんだから・・・べたべたしない!などと言う多数派の常識は、発達障害の子どもに当てはめられないですね)

そして、杉山先生が提唱なされたちょっとセンセーショナルな「第四の発達障害・子ども虐待」

この問題についてもしっかりと書かれています。
(母子アスペ。父子アスペについても・・・)

発達障害の治療は、医療で出来る事は側面援助・・・
治療的教育は、保育園・学校、あるいは療育通園施設が行う・・・ともありました。
医療で先生方に求められるのは、お母さんを励ます事。そして、子どもたちの発達の大きな道筋を示していく事・・・
と書かれていました。

特別支援教育について、そのあと続くわけですが・・・
(ギフテッドの子どもたちの事にも触れてらっしゃいます)
これからの大きなチャレンジ・・・と〆てらっしゃいます。




今の実情と・・・5年後の実情・・・
この先振り返ってみると、良いかもしれませんね。
確かに、特別支援教育が始まった年から考えると少しずつですが、確実に前に進んでいると私は感じています。

今小学生中学生をお持ちの親御さんにして見たら、全くの黎明期で、茨を掻き分けて進んでいかなければならないことも多いのですが・・・
どんな道でも、道は出来上がっていきます。

なんとかお互いに踏ん張って生きましょう〜〜〜〜〜


まだまだほんとに少ししか読んでいないご本ですので、熟読したらまた記事にするかもしれません。

この本、読んでそんなない本だと思います。

発達障害を持つ親御さんにぜひお勧めです!



二次障害、ぜひ未然に防いでいきましょう!
発達障害の鍵はそこにあると思います。



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お読みいただきましてありがとうございます!
久々に集中して本が読めそうな私です!
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posted by はるぼん at 20:20 | Comment(6) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする