PAGE TOP

2008年01月27日

山田太一さんの絵本「リリアン」

今日は久々に「絵本」の紹介です。





60年前の東京下町。音と空気。
6才の子どもが過ごす一人ぼっちの時間。
自分の周りに描いた、チョークで描く円。
自分と他者への隔たり、心の中には踏み込めないんだよ。という無言の訴え。
悲しい事実と向き合う勇気。
そして、心の成長。
自分に寄り添ってくれる心の大切さ。

多くの物が、優しいファンタジーの中に描かれている素敵な絵本でした。



この絵本、発売されてすぐに私が気に入って購入したんですが・・・

60年まえの東京下町の風景と、不思議なファンタジーの世界。
そして、「死」の内容を、ぼん君が受け止めるには、少し早いかな・・・?
と思い、しまっておいた物なのです。


そして、まもなく8才という年齢になる彼に、この絵本を読んであげました。
私が予想していた以上に、彼にとって「何か」が伝わったようです。


きちんとファンタジーを意識し、
悲しい気持ちを理解し、
そして、この絵本に描かれている「寄り添う気持ち」「優しい心のふれあい」をちゃんと読み取ってくれました。

6才のときに読むのではなく、この年齢になるまで待ってよかったと思いました。


他者の痛みを理解できるまでに、成長してくれたぼん君。

この絵本への感動よりも、この絵本から読み取る力を得ることが出来たぼん君に、感動してしまいました。

子育ての中で、子どもの成長を実感する時ほど、うれしいものはありません。



この絵本、山田太一さんの子供の頃の思い出・・・
として描かれているようです。
自分の苦しみや悲しみを、60年たってからも、こんなにも優しい表現で、描く事のできる山田太一さんの事、好きになってしまいました。

かわいそうでも哀れでもなく、大人になる事の道のりと、その心の成長を、ふんわりと優しくうたってくれている。

いい絵本です。





にほんブログ村 本ブログへ
拍手する
posted by はるぼん at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り〜絵本・児童書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

みどりのゆび・・・久々にぼん君の本の話

今年の夏は、はるぼん体調を崩したり、仕事がやたら忙しかったりで、精神的にも、肉体的にも、余裕のない時間を過ごしてしまった。

そんな中で、8月からつい先日の9月11日・・・にかけて、やはり世の中(メディアなどでも)何となく「戦争」や「戦い」について考えさせられる事が多かった。。。

だから。。。かもしれないが、

ぼん君は、やたら、戦争の事を話したがった。

戦争は悲しいことなんだよね〜
もうないんだよね〜
やっちゃいけないんだよね〜〜


そんな質問に、ひとつひとつ丁寧に答えてあげた。。。(つもり・・・)

何故、戦争が起こるのか・・・?
何故、幾度となく繰り返されるのか・・・?

悲しいけど、上手に答えてあげられませんでした。


絶対の正義・・・ってなんなんでしょうね。。。
国と国、と言う大きな枠でなくても、少人数のコミュニティでさえ、戦いはある。
お互いの正義のという旗の下に・・・
それって・・・?
何?

なんて事を考えさせられた、夏でした。。。


ぼん君に、上手な答えはしてあげられませんでしたが、この本が、少しでも、彼の心の手助けになればと・・・


みどりのゆび
みどりのゆび
posted with amazlet on 06.09.17
モーリス ドリュオン Maurice Druon 安東 次男
岩波書店 (2002/10)
売り上げランキング: 32,865



私も、小学校低学年の時に読みました。
ぼん君は、残念ながら、まだ自力では読めませんので、夜の朗読。。。で読んであげています。


このお話の主人公は、チトと言う男の子です。
とても裕福な家に生まれてきました。
お父さんは、武器を製造する会社の社長です。
仲良しの国にも、仲良しでない国にも、自分の会社で作った、鉄砲や大砲を売ります。
戦争が起こると、お父さんは深刻な顔をしても、工場がとても忙しくなるのを喜んでいます。

チトは、少し変わった子どもでした。
チトには、神様が下さった特別な才能があったのです。
チトには、みどりのおやゆびがあったのです。


「また、みんなにこの子は変わってるって言われるんだ・・・」

と、チトは、自分の力に気づいたときに、悲しくなりました。。。
(チトは少し変わった子どもでしたから・・・)

でも、大好きな庭師のおじいさんに励まされて、彼は自分が思ったことを行動に移すことによって、自分の自信を取り戻していきます。

みんなやさしい、いい気持ちになるために。。。
チトは、みどりのゆびの才能を使っていきます。

そして、、、
大好きなお父さんとも、自分のこうしたい!
という思いのために、ちゃんと対決していきます。
(お父さんは、武器商人でしたが、とてもよいお父さんでしたので・・・)


何故、戦争を・・・・
の答えには、ならないかもしれませんが、
戦う事で解決するんじゃなくて、別な方法がある事、その為には、優しい楽しい気持ちにならなければいけないという事。
それは、難しいことだけど、努力しなきゃ。。。と言う事。。。

そんな風にぼん君の中に、伝わってくれれば・・・と思います。


過去の戦争・・・
来年の夏は、また少し成長した彼と、その話をしたいと思います。。。


それまでに、靖国の事と、イスラム圏の事。。。
近いところと、遠いところですけど、、、勉強しないと。。。




最近、ぼん君も、私はるぼんも、涙もろくてね〜〜〜

これも何なんでしょうね〜?

世の中、悲しい出来事が多すぎる。。。
拍手する
posted by はるぼん at 16:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | お気に入り〜絵本・児童書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

エルマーのぼうけん

本日は、ひさびさに子供の本のおはなし。。。


エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん
posted with amazlet on 06.03.01
ルース・スタイルス・ガネット ルース・クリスマン・ガネット わたなべ しげお
福音館書店 (1963/07)
売り上げランキング: 5,667




大昔からある、定番の児童書・・・

エルマー少年の不思議な冒険のおはなし。。。

幼い頃、ワクワクしながらこのお話を、読んだ方もきっと多いでしょう。。。


みかん島やどうぶつ島の地図まで覚えている方もいるかも。。。!?



でも、みなさん、このお話の語り手が、エルマー少年の、息子だった事、覚えてらっしゃいますか?

正直、私、はるぼんも忘れていました!!



お話の導入部、

「ぼくのとうさん、ねこにあう」

が、第一章のタイトルですから・・・

昨夜久々に、この本を読んだら、
ぼん君、こだわるこだわる!

「エルマーのおとうさんのおはなしなの?」
「エルマーのおとうさんがどうしたの?」

説明に、読み聞かせる時間の大多数を使ってしまいましたよ〜〜〜

何とか理解できたぼん君、お次は、みかん島とどうぶつ島の地図を見て、一通り、冒険旅行!!

それから、読み始めたから・・・・

ほんと、第一章の導入部だけしか、読めませんでした・・・

今晩、続きを読みます。。。




最近、色々なことに、興味を持ち始めた、ぼん君。

保育園でいやな事があっても、気持ちを他へ移すことを覚えてきました!!

この4月からは小学校!!

心配事は山積みですが、ぼん君も、成長しているんだ〜〜〜と、少しずつの会話から、計れるようになりました!!

訳のわからない、ぼん君語から、現在。。。
まあ、意味の通じる言葉も発しますが、相変わらず、意味不明の言葉を多発しています。
でも、大丈夫!!聞き手の方も、成長しています!!
なんとなく、彼の伝えたい事が、理解できるようになったと・・・思います。。。

あとわずかな、保育園生活☆
楽しく過ごしてくれますように〜〜〜♪
拍手する
posted by はるぼん at 20:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り〜絵本・児童書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。