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2015年11月16日

通信制高校について、少し書いてみました。



息子が通信制高校に入学してはや7ヶ月が過ぎました。

先週は第五回目のレポート提出の締め切りでしたので、本人はもちろん、家族総出でサポート体制に入っていました。
いいかげん、締め切りぎりぎりにならないとエンジンがかからない性質なんとかならないかなあと思います。


今日は通信制の高校ってこんなとこ?を息子の経験を元に書いていきます。

不登校や発達障害のお子さんが知りたいなあと言うことがかければ思っています。



通信制高校のシステム



通信制高校のほとんどは単位制である(例外があるかもしれません)
基本は自主勉強
単位をとるためにはレポートの提出(問題集のようなもの)
各期末の試験を受ける
スクーリング(対面授業)


となります。
学校の特色として、

週五日通える高校も多い
制服がある(服装自由なところが多い)
サポート体制がしっかりしている学校がある(多くは私学)
スクーリングが年に一度の形で合宿のような形で行われるところも多い
学校行事が充実している(参加は強制ではない)
勉強以外のことを学べる学校もある
(美容師、調理師、ペット関係、福祉、マンガやイラスト、演技、ダンス、音楽など)



息子は、勉強は嫌いで苦手ですが、その他の専門学校で学べるようなことを高校で学びたいと、そこに注目して現在通っている通信制の学校を選びました。
なにより、いつでも通えるスタイルが、睡眠の乱れやすい息子にはぴったりあっていたこともあります。
(出席日数などは単位を取得するのに必要な項目ではない)

もちろん、単位を取得して卒業することは簡単ではありません。
なんというか、そこそこ大変なのです。

ここからは、通信制高校のシステムを一つ一つご紹介します。



レポートって何?



学校のスタイルなどで変わりますが、基本は自宅学習。
NET学習や対面学習(サポート校)などで、教科書から自分で学習します。
そして学校から出された問題集の形式をとったレポートを提出します。
これが合格点にたっしていなければ期末のテストを受けることができません。
(再提出できる場合もあります)



正直レポートの問題はさほどむつかしくはありません。
勉強が好きな子でしたら、一日でやり終えることができるくらいの内容です。

息子の場合、小学校二年生からの不登校であり、もともと勉強が好きなタイプではないので、レポートを締め切りまでに提出することがとても大変です。

すでに前期と後期あわせて五回の提出があったのですが、余裕を持って提出できたことはありません。いつもぎりぎりになって焦って作成しています。

レポート提出の特色としては、郵送で消印日が間に合っていればOKというところでしょうか。
日付変更間際に郵便局に駆け込むことも過去二回ありました。
これはなかなか見守る親もしんどい。あたり前ですが、かわりにやってあげることはできませんからね、ひたすらフォローに徹してエンジンの調子を見守るくらい。
息子の場合、気を許すと眠ってしまうのでそれを気をつけるという仕事もありますが…(過眠症のため)

ある程度先の見通しが立てれて計画性のある子ならあまり問題はないかもしれませんが、息子にとっては大きな難題です。

問題内容は、前記したとおりとても簡単ですが、勉強慣れしていない子だと、レポート一枚に何時間もかかってしまうこともあるでしょう。

教科書をきちんとチェックできればすらすらと解けるはずなのですが、これがむつかしい。

特に「数学」こればかりは積み上げの学習なので、小中学校の基本ができていないとなかなかしんどいです。

我が家の場合、息子の数学は家族総出で家庭教師にならないとひとりではとても無理です。
結構大仕事です。
簡単と言っても、高校の数学ですから(数T)

もう一つ小中のおさらいのようなほんとに簡単な数学じゃなくて算数のレポートもあるのですが、掛け算や割り算の筆算があるような問題。
これ、小学校の授業を普通にやっていれば何の問題もない内容なのですが、息子にとってはものすごく大変なようで、ヒーヒーいいながら解いています。
面白いことに、数Tの因数分解のほうが簡単に解けています。
たしかに、割り算や掛け算の筆算って何のためにあるのだろうと首をかしげる部分もあるのですが、ここまで算数ができないんじゃ、学校に行っても面白くなかったろうな〜といまさらながらに思うわけなのです。

ほかの科目でも、内容が簡単でもメンドクサイ程度には問題数も問題の質もそこそこありますので、勉強が好きな子以外はあなどると大変です。

計画的にこなしていかないと、意外とこのレポート提出はしんどいです。

でも、このレポート提出で計画的に物事をこなしていくこと、締め切りをきちんと守る。などということが身についてくれると、将来この経験がとても役立つのではないかと思うのです。



期末試験はどんなかんじ?



息子が通っている通信制高校は前期後期の2回に分かれています。
多くの通信制高校がこのタイプです。

息子も生まれてはじめてかも知れない試験勉強をし、いどみました。

合格点を取らないと、単位を落としてしまうからです。

学年制と違って単位制ですから次年度また同じ科目を習得すればいいのですが、できればするりと合格したほうがいいですから。

幸い息子の学校の試験はそれほどむつかしいものではありませんでした。
ある程度の勉強をきちんとしていれば、何とかなる程度。

そんなわけで、前期の試験は無事合格点をいただくことができました。
それも想像以上の点数をいただくことが出来て、息子本人もわたしも驚いてしまいました。

中学時代の定期テストがわりと難しい内容で点数を取るのが大変な学校でしたので、そこでつちかったものが、ここで花開いた?などと感じています。

学校へほとんど行けない不登校生でしたが、試験はできるだけ受ける体制でいてよかったです。
テストに対する恐怖や不安になれる事が出来ましたし、テストの内容が難しいので、問題の趣旨をきちんと読み取るという、テストなれも出来るようになっていたからです。

どんな経験も無駄ではなかったなあと思います。
もちろん、試験を受けられるサポート体制がしっかりできていたから、挑戦することができたのですけどね。
(特別支援級で、少人数あるいは一人で試験を受けることができたのです。周りを気にせず自然体で試験を受けられたことが、のちの結果に結びついたのだと思います)

こういうことを考えると、小中学校での厚いサポートは、のちの成長にとても役に立つことは間違いないと感じずにはいられません。



スクーリングはひとつの山場




スクーリング(対面授業)。
公立の通信制などは、月に数度のわりで行われるところが多いようです。

一方私立の通信制高校は、年に一度合宿のような形をとって、集中的に対面授業を行うところが目立ちます。

どちらにしても不登校だった子にとって大きな山場であることにはかわらないと思います。

たまのことだと思ってがんばるか、年に一度だと思ってがんばるか。

私立の通信制高校ですと毎日週に五日登校できるスタイルもありますので、それがスクーリングの代わりにならないのかと素朴な疑問を持っているのですが、通信だけの生徒もいるので学校としてはきちんとスクーリングを設けるということなのだろうと思います。

息子の学校でも六泊七日の合宿形式でスクーリングが行われました。

結構ハードなスケジュールで、授業中の態度も結果に反映されるようで(居眠り、無駄口、そよ事など)過眠症の息子にはかなり厳しいハードル。(居眠り以外は超がつくくらい真面目な子なので問題ないのですが)
スクーリング前に担任の先生と面談をして、アレコレ支援をしていただきました。(眠りそうだったらすぐに起こせるような席にしていただいたり、朝起きられなかったら宿泊所から授業を受ける学校まで運送していただける準備とか)
中には親が同伴で参加している方もいらっしゃったようです。
(うちは、息子がいやだと言ったので同伴になりませんでした。たすかりました〜)
のこされた親ができることと言ったら朝電話で起こすくらい(普段は電話くらいでは起きない)
なんともハラハラした一週間でしたが、無事問題なく今年度のスクーリングを修了することができました。

本人にとっても、ここでいやだと言って放棄したら単位が取れない!
と言うわかりやすい結果が目の前にあるので否が応でも、がんばるしかない。

息子の場合、自分が行きたいといって選んだ学校であると言うことが一番の動機だと思います。
これが、親からせめて高校くらいはとかでいかされていたり、自分自身でもどこか行かなければと言う思い込みで通っていると、少ししんどい目にあうかもしれません。



通信制高校は自分でやるかやらないかがハッキリしている学校形態です。

私立の高校ですとサポート体制がしっかりしているところもありますが、やり遂げるのは全部自分の力です。
まあそれは普通高校でも変わらないんですけどね。

不登校であったり、発達障害が元で人間関係に疲れ果てていたり、そんな子達でも自分の将来を見つめ、自分のがんばり次第で道が開ける通信制の高校と言うのはなかなか魅力的なところだなあと感じています。

早い時期に高校の先を考えるよいきっかけにもなるのではないでしょうか。


なによりも、通信制高校を選ぶには、自分(こども)にあったところを探すのが大事だと思います。
同じ不登校でも、似たタイプの子が通う。
発達障害の子も似たようなような子が通っているところ。

体験入学や説明会など何度も足を運ぶと学校の色が見えてきます。
その中から自分がいいと思うところにきめるとよいのではないでしょうか。


*参考*
通信制高校ナビ
通信制高校えらび応援サイト
学びリンク・通信制高校サポート校合同相談会←我が家も足を運んでみました。一度に数校の説明が聞けるのでたすかります

通信制高校があるじゃん! 2015~2016年版 -
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2015~2016年版 全国通信制高校案内 -
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公立通信制高校を100%活用する方法 (YELL books) -
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posted by はるぼん at 18:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちびぼん〜高校生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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