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2015年09月03日

今年の夏休みは思う存分謳歌できたようです。



高校はじめての夏休み



小学校、中学校と、夏休みがいつまでも続いてくれたらいいな…。と、言う思いで過ごしてきました。
これは親子共々の思い。

基本が不登校の息子にとって、何も考えなくても学校へ行かなくてもよい「夏休み」は本気で休息できる大切なお休み期間でした。
何故か、始業式やら終業式やらが好きだった息子。
初日は根性で登校していましたっけ。

きっとどこかでインプットされたのだと思うのですが、いつどこでかは不明のままです。

本人に小学校の頃聞いたときには、

「校長先生のお話がおもしろいから」

と、頭をかしげるような返答でした。(本気でおもしろいと感じていたのかもしれませんが)

たいてい翌日からは、遅刻をするかお休みをするかでした。
二学期こそがんばって学校に行くぞ!
というような気配はありませんでした。
まあ親も、そうならないようにがんばり過ぎないように気をつけていたのですけど。

二次障害がひどかったときから、絶対に無理はさせない。
というのが、我が家の子育て方針でした。

つまりは「ありのままの子育て」です。

ゆっくりとですが(ほんとうにゆっくりでしたー)少しずつ回復していくのですよ。
そして少しずつ成長していくのです。

無理させなくてもね。

これは生命として、ふつうのこと。

体が大きくなるように、心のほうもちゃんと成長するのです。
発達障害だからといって、成長しないわけではありません。

親としてできることは、

このゆっくりな成長を、じっと見守ること。
そして、ふんばりが利くようになってきたら、次への階段を準備すること。
ここら辺の見極めがちょっと大変ではあります。
何度も親子で失敗しては、その都度年齢や成長に応じての対応をして不安を払拭してから、次への階段を準備する。
その繰りかえしです。

成長が進んでいくと、本人の意思が芽生えてきます。
息子の場合、二次障害で、この自分自身の意思がとことん萎縮してしまっていたので、とても長くかかりました。
本人の気持ちさえ動いてくれば、あとはその後押し。

本人の好きなこと、得意なこと、興味を感じたこと、どんどんそれらと触れ合えるように用意しました。

世間から見たら、「甘やかしすぎの子育て」と思われることが多かったと思います。

いいのです。
甘やかしすぎで。

好きなことにはとことん追求できる環境を用意してあげることは、子ども自身の自己肯定感が増え、安定した精神力がついてくるから。

いったん自己肯定感がしっかり安定してくると、あとは思ったよりも早く成長していきました。

見守ることも、小さな頃と比べたら、本当に少なくなりました。
ポイントポイントだけで済むのです。

発達障害のお子さんでも、順調に自己肯定感が育ったお子さんならば、凸凹ながらも成長速度は早いのではないかと思います。

好きなこと、得意なこと、興味のあることで、失敗しても、好きでやっていることなので、簡単には自己肯定感は揺るぎません。

わたしがよく「好きなこと、得意なこと」はとても大事と色々なところで唸っていますが、何が一番かって、自己肯定感がどんどん安定してくる。これがすごいと感じているからです。


学校は週に一度の登校だったり、行けたとしても遅刻だったり早退だったりの義務教育期間でしたが、好きなことはしっかりと学べました。

中学の三年には、行きたい高校のために、学校にほぼ毎日登校できました。遅刻や相対がものすごく多かったですけど、それでも出席には代わりがありませんから。

そのがんばりのおかげで、今年の春から、自分の好きなことを集中して学べる高校へと進学することができました。


といっても高校になっても、毎日欠かさず学校にきちんと登校できてはいないのですが、自分の体調に合わせて、学校の予定にうまくあわせて、欠席したり、遅刻したりして登校の流れをつかんできたようです。

通信制のサポート校なので、毎月のようにレポート提出もあり、スケジュール管理も覚えていきました。


この夏休みは、自分自身でスケジュール管理をしていく。

これが、できてきたような気がします。

まだまだ、予定外のことが起こると対応が難しくなったりはしますが、それでもなんとかのりこえました。



友人にも恵まれています



夏休み中に、中学の頃の友人たちと、何度かイベントごとがありました。

在籍していた美術部の同級生たちと、中学の部活に顔を出して、一緒に活動もしてきました。

地域の夏祭りに、男子数人のグループで遊びに行ったり。
(小さな子どものころは、よく行っていましたが、中学になったらさっぱり行かなかったのに)

友人とふたりで映画館に二度も足を運びました。
(二回ともアニメ☆)

そして夏休みの最終週には、電車で家から約片道4時間かけて、「NARUTO展」を見に行きました。
この企画をはじめて聞いたときには少々ビックリしましたが、男子4人で自分のお金で行くとのことなので、反対する理由もないので、大手を振って送り出しました。

電車のチケットをとったりするのも、ぜんぶおまかせ。
高校生だからあたり前とは思いますが、用意された箱に乗り込むのではなく、自分たちで調べて自分たちで準備して、ということは息子はともかく、ほかの友人たちもはじめてだったので、なかなかおもしろかったようです。

準備の内容もきちんと報告してくれたので、わたしの方からもアドバイスしやすかったですし、よい経験が出来ました。
親としても、子どもがぐんぐん成長していくのを目の当たりにできて本当によかった。

息子、友人に本当に恵まれています。



ありのままの子育て



ありのままの子育てで、息子はここまで成長しました。

二学期始まって、初日は緊張で朝4時に起きてしまいましたが、無事に一日を過ごして帰ってきました。
翌日は、午後からの登校でした。前日も早く眠れて12時間は睡眠時間取れました。体調の関係でこれでよいのです。
三日目(今日ですが)普通の時間に朝起きて、時間通りに登校して行きました。
わたしがしたのはお弁当の用意だけ。
声かけは、ある程度必要ですが(忘れ物のチェックくらい)お茶の準備も自分でして行きました。


ありのままの子育てでここまできましたが、しっかり安定してきて、身体も心も見違えるように成長しました。

まだまだ、自立への道は遠いですが、できるだけ学生生活をしっかり長くとって、社会に出て行ければいいかなと考えています。



夏休みを楽しめるようになる日が来るとは、本当に想像もしていませんでした。

成長するってこういうことなんだなと、つくづく思いました。

今年の夏は忘れられない夏休みになりそうです。


永遠の夏休み (ポプラの森) -
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posted by はるぼん at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちびぼん〜高校生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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