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2015年04月01日

4月2日は世界自閉症啓発デー




今日は普段とちょっと違った内容の記事を上げたいと思っています。

明日、4月2日は世界自閉症啓発デー
世界自閉症啓発デー公式サイト - トップページ

息子の自閉症が診断されてはや11年。わたし自身も診断されて6年。
毎年、4月にはいるとこの自閉症啓発デーがあることは知っていましたが自分からアクションを起こしたことはありませんでした。

今日、今から【自閉症の啓発】について書いていくわけですが、このような機会を与えてくださったのは、はてなブログで、発達障害の子育てについて、丁寧に思いやお役立ち情報をアップしてくださっている、nanaioさんが、自閉症、発達障害に関る方のブログ記事【自閉症の啓発】をまとめようと言う企画を作ってくださいました。


自閉症を知って下さい。4月2日は「世界自閉症啓発デー」世界中が美しく青くかがやきます。 - うちの子流〜発達障害と生きる
*↑nanaioさんの啓発記事

私も、今回はそれに乗らせていただいて【自閉症の啓発】記事を書く気になったのです。



10年前と今



息子ちびぼんが自閉症、アスペルガーと診断を受けたころは、知的の問題のない子どもたちへの支援は皆無といっていいくらいでした。
かろうじて親の会や各自閉症関係の団体があるということがわかる程度。

知的に遅れさえなければ、小学校はそのまま普通級へ、知的に問題があれば特別支援級か支援学校へ。
という流れが出来上がっていました。

これは、私たちの先人である、自閉症の親御さんたちが築いてきた道。
まずは知的に問題を抱えるお子さんから支援の道は開けていったわけです。
何もないところからのスタートだったはず。先人の親御さんたちに感謝しても感謝しても足りないくらいです。

そして、今、知的に問題のない子のための道が出来つつあります。

小学校に入るまでの、なんでも吸収しやすい年齢の頃からの療育の場、小児精神科医や、発達障害の専門医と言う医療の中からも、子どものためのカウンセリングやプレイセラピーなども充実してきました。

何よりも、10年前と異なることは、小学校中学校での【特別支援教育】への取り組みが変わってきたように感じます。
通級指導教室など、息子が低学年のうちはありませんでした。
知的に問題のない子が入れる、特別支援級もありませんでした。
それが小学校のたったの6年間の内に、あれよあれよと、支援の場が増え、息子も高学年からこういった支援のお世話になる事が出来、中学からは特別支援級在籍となりました。(新設してもらえたのです)

義務教育の場では、確実に支援の道が広がっているなあと肌で感じました。

問題点としてあえてあげるのならば、こういった支援にも地域差があるということ。
これだけはなかなか難しい。


自閉症を知ってもらえることと差別や偏見の問題



自閉症スペクトラムという概念が定着しつつあります。
ローナ・ウィング(児童精神科医)によって提唱されたこの言葉は、アメリカの精神医学界の新しいDSM-5(2013年)に自閉症障害の一つのくくりとして定められました。

そういった流れと共に、日本においては成人の発達障害者(自閉症スペクトラム者)に対してのバッシングや明らかな差別がwebを中心にひどくなっていったような気がします。
無自覚あすぺとか、空気読まないアスペ、といった、未診断者に対してのものも多かったと思います。
後は診断を受けて障害受容に悩みながら、社会参加するために行ってきたお願い事が、重箱の隅をつつかれるような形で、障害を楯にして怠けている、と言った批判を受けることもよく目にしました。

啓蒙や啓発すればするほど、世間に理解を求めれば求めるほど、マイノリティであるものたちへの偏見や差別は大きくなっていくのはバランス的に仕方のないことかもしれません。
この混沌とした時期を乗り越えて、はじめて真に自閉症の啓発が出来るような気もしています。

これはどのマイノリティへの差別、偏見も同じ道をたどっていると思います。
歴史に学ぶと言うことは、こういうときに希望の光として射してくれるからかもしれません。
まだまだ道のりは遠いけれど…。

何もしないよりはしたほうが良い。

わたしはそう考えています。


自閉症ビジネスには気をつけて下さい



自閉症の啓発を語るのに、はずせないのはこのことです。

わが子が自閉症と診断されて、藁をもつかむ思いの親たちに甘い言葉をささやく、自閉症ビジネス。
今に始まったことではありません、今までにも数多くの非医療的行為が世に現れました。
古いところでは、自閉症水銀説、予防接種で自閉症になる、ゲーム脳、最近では親学がなんとも悩ましい。
大胆な手法として『発達障害は治る』と銘打って書籍販売などを展開しているところもあるようだ。
そりゃー治ると言われたら、飛びつきたくもなります。その気持ち痛いほどわかります。

こういう囁きって、一種の宗教勧誘や訪問販売にも似ていて、巧妙な話術や手口だけですっかり乗り気にさせられてしまうこと。これは問題だと思うのです。

いたい思いをするのはお金だけで済めばよいのですが、当事者である子どもの思いはいったい何処にあるのでしょう?
一番の被害者は何といっても当事者である子どもです。

『自閉症が治る』などの甘い言葉につられぬよう親御さんは充分に注意していただきたいです。

自閉症そのものの治療は今のところ出来ませんが、その子その子ひとりひとりが健康で生き生きと過ごすことは夢でもなんでもなく可能なことなのです。





発達障害情報・支援センター
自閉症について|よこはま発達クリニック
日本自閉症協会



4月2日から4月8日は発達障害啓発週間




今年は意識して、この1週間を見つめていこうと思います。
発達障害・自閉症スペクトラムの子育ては簡単にはいきません。
普通と呼ばれる子どもたちの何倍も何倍も手もかかるし知恵も必要です。
そしてお金も必要。
今出来うる最高の事をしてあげたい。どの親御さんも思いは一緒だと思います。

そのために出来ることは、自分の子どもでお試し済みのこと、やってよかったことなどを発信していくことかなあと思いました。

我が家の息子、ちびぼん。
この春で高校生になります。
発達検査のスコアも凸凹なら、小学校時代中学校時代も決して平坦な道を歩むことは出来ませんでした。本当の凸凹道。

二次障害を患ってしまったので、その事についても詳しくまとめてみてもいいかもしれませんね。

普通の子育てじゃない発達障害の子育て。

出来ることならばその凸凹さを一緒に楽しめるような子育てにしていきたいものです。



最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
また近いうちに〜
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