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2011年04月17日

『6さいのきみへ』佐々木正美先生の絵本




久しぶりに本の紹介です。

今回は絵本です。

2011年3月22日初版発行の絵本。


ブログを更新するたびに、震災の事、なかなか平常心に戻れない自分の事、息子の事、それらばかりだたらだら書いてきてしまいました。

そんな状態でもこのブログを読みに来てくださる方、感謝です。


少しこの事は記事で触れたかもしれませんが、震災から私、感情がおかしくなりまして、「泣く」と言う事が出来なくなっていたのです。

以前は、感情失禁かと言うくらい、少しの事で涙がポロポロこぼれ落ちて嗚咽を上げて「泣く」と言う感情の放出をしていたのですが…


昨日、やっと、1ヶ月と五日ぶりに「泣く」ことが出来ました。


佐々木正美先生のこの絵本を読んで・・・




6さいのきみへ [単行本] / 佐々木正美 (著); 佐竹美保 (イラスト); 小学館 (刊)
6さいのきみへ [単行本] / 佐々木正美 (著); 佐竹美保 (イラスト); 小学館 (刊)



少し育てにくいと感じられる個性を持つ子ども。
その子が生まれてから6歳になるまでを、淡々と短い文と優しいイラストで追った絵本です。

ページをめくるたびに、目に涙がほろほろと浮かんできて・・・

いつの間にか号泣していました。


決して悲しいお話ではないのです。

子どもの成長とそしてそれを見守る親のまなざし・・・


佐々木先生らしい、やさしさにあふれる絵本。



ちびぼんは11歳。

この6歳と言う時期をもう5年も過ぎています。

5年前のちびぼんの姿を思い出して、ちびぼんがどうやって生きてきたか、ちびぼんが私たち親に自分の気持ちをどうやって伝えようか一生懸命になっていたか・・・

6歳の頃のちびぼんには、まだ、心の中で思っていることを表現する事があまり上手ではありませんでした。

5歳の頃のちびぼんは、保育園の年長さんになって、年下の子どもにとてももてていたなあ。。。
みんなに名前を呼ばれて、少してれながらも一緒に遊んでいました。

何故ならその頃のちびぼんは「レゴ博士」だったから・・・

年下の園児たちの希望をすぐにレゴを使って見せてあげていたようです。


4歳の時のちびぼん。この年に保育園に入園しました。2年保育を選択したのです。

初めての団体生活に、ドキドキしながらも意外に上手く馴染んでくれました。

それでもたくさんの子どもたちを見ている園長先生に、ちびぼんの発達の状態を見抜いていただいて・・・

「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」と言う診断を受けることになりました。


小さな頃から、たしかに「ふつう」の感覚とは違った子だなあとは思っていましたが。
生きていくのにさほどの支障も無いだろう・・・などと思っていました。

3歳の頃は、発達障害という言葉さえ知らずにいましたから、今思うと大型ショッピングセンターで、迷子の放送になれきってしまっていた事、言葉は発するも、皆形容詞化、自分で勝手に作った造語。

小さな頃の色々な思い出が全部、今のちびぼんにつながっているんだなあと、そう感じたとたん・・・



涙が止まらなくなってしまいました。



障害を否定してとか、かわいそうに、とかでは決してありませんよ。

ちびぼんが赤ちゃんの頃から今までどれだけ頑張ってきたか・・・

それを思ったら、涙と鼻水とでグチャグチャに・・・




佐々木正美先生の文と佐竹美保さんの絵。


この春小学校に進学した子どもたち、親御さんだけでなく、わが家のようにもう少し大きくなった家庭にも、魂がぎゅぅんとなる感覚で、何ていうのかなあ・・・

今まで過ごしてきた時期をタイムスリップして映像で見ているようなそんな感じ・・・

決して苦しい方のフラッシュバックでなくてね。


一つ一つのちびぼんのほんのちょっとした表情や、その時言ったコトバ・・・

全部鮮明に蘇ってくる。。。。



親と子のいちばん大事なこと、を、確認できる思い出させてくれる絵本。



発達障害、育てにくいと感じる子どもたちだけではなく、普通の子育てされている方にも、この絵本の一ページ一ページには、きっと思い出にあるだろうこと、たくさんあると思います。


もちろん、今発達障害の子育てを懸命にされているお母さんお父さんにも・・・


私はちびぼんが11歳の今、この絵本に出会えたこと、本当によかったと思っています。



子どもは宝物なのです。


そうちびぼんに、ちょっとてれてはにかむかもしれませんが、伝えたい。

その気持ちでいっぱいになった絵本でした。






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最後までお付き合いいただきましてありがとうございます^^

佐々木先生の言葉ってとても優しいんですよね。
この絵本巻末には子どもの成長についての暖かい目で先生が語った文章が載っています。
これを読んでも大泣き。

新刊ですので書店でも並んでいると思いますしぜひ図書館にリクエストしてもらいたい^^

そんな絵本です。

ほんと言いますと本の紹介したいものがたまっているのですが、まずはこの本からはじめさせていただきました。


さて、日曜日のわが家。何の予定も無いダラダラと楽しい時間を過ごします^^



それではまた〜
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posted by はるぼん at 12:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 発達障害について〜おすすめ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もこの本を読みました。佐々木先生らしいあたたかな言葉で綴られた絵本ですね。
Posted by 青いカモノハシ at 2016年11月03日 22:38
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