PAGE TOP

2010年04月25日

「不登校の子どもの権利宣言」




今日は不登校の子どもたち自身が作り上げた、不登校の子どもの権利宣言をご紹介させていただきます。

*全文転載させていただいています。


不登校の子どもの権利宣言


前文
 私たち子どもはひとりひとりが個性を持った人間です。
しかし、不登校をしている私たちの多くが、学校に行くことが当たり前という社会の価値観の中で、私たちの悩みや思いを、十分に理解できない人たちから心無い言葉を言われ、傷つけられることを経験しています。
 不登校の私たちの権利を伝えるため、すべてのおとなたちに向けて私たちは声をあげます。
おとなたち、特に保護者や教師は、子どもの声に耳を傾け、私たちの考えや個々の価値観と、子どもの最善の利益を尊重してください。そして共に生きやすい社会をつくっていきませんか。 
 多くの不登校の子どもや、苦しみながら学校に行き続けている子どもが、一人でも自身に合った生き方や学び方を選べる世の中になるように、今日この大会で次のことを宣言します。


一、  教育への権利
 私たちには、教育への権利がある。学校へ行く・行かないを自身で決める権利がある。義務教育とは、国や保護者が、すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。子どもが学校に行くことは義務ではない。

二、  学ぶ権利
 私たちには、学びたいことを自身に合った方法で学ぶ権利がある。学びとは、私たちの意思で知ることであり他者から強制されるものではない。私たちは、生きていく中で多くのことを学んでいる。

三、  学び・育ちのあり方を選ぶ権利
 私たちには、学校、フリースクール、フリースペース、ホームエデュケーション(家で過ごし・学ぶ)など、どのように学び・育つかを選ぶ権利がある。おとなは、学校に行くことが当たり前だという考えを子どもに押し付けないでほしい。

四、  安心して休む権利
 私たちには、安心して休む権利がある。おとなは、学校やそのほかの通うべきとされたところに、本人の気持ちに反して行かせるのではなく、家などの安心できる環境で、ゆっくり過ごすことを保障してほしい。

五、  ありのままに生きる権利
 私たちは、ひとりひとり違う人間である。おとなは子どもに対して競争に追いたてたり、比較して優劣をつけてはならない。歩む速度や歩む道は自身で決める。

六、  差別を受けない権利
 不登校、障がい、成績、能力、年齢、性別、性格、容姿、国籍、家庭事情などを理由とする差別をしてはならない。
 例えばおとなは、不登校の子どもと遊ぶと自分の子どもまでもが不登校になるという偏見から、子ども同士の関係に制限を付けないでほしい。

七、  公的な費用による保障を受ける権利
 学校外の学び・育ちを選んだ私たちにも、学校に行っている子どもと同じように公的な費用による保障を受ける権利がある。
 例えば、フリースクール・フリースペースに所属している、小・中学生と高校生は通学定期券が保障されているが、高校に在籍していない子どもたちには保障されていない。すべての子どもが平等に公的費用を受けられる社会にしてほしい。

八、  暴力から守られ安心して育つ権利
 私たちには、不登校を理由にした暴力から守られ、安心して育つ権利がある。おとなは、子どもに対し体罰、虐待、暴力的な入所・入院などのあらゆる暴力をしてはならない。

九、  プライバシーの権利
 おとなは私たちのプライバシーを侵害してはならない。
 例えば、学校に行くよう説得するために、教師が家に勝手に押しかけてくることや、時間に関係なく何度も電話をかけてくること、親が教師に家での様子を話すこともプライバシーの侵害である。私たち自身に関することは、必ず意見を聞いてほしい。
 
十、  対等な人格として認められる権利
 学校や社会、生活の中で子どもの権利が活かされるように、おとなは私たちを対等な人格として認め、いっしょに考えなければならない。子どもが自身の考えや気持ちをありのままに伝えることができる関係、環境が必要である。

十一、 不登校をしている私たちの生き方の権利
 おとなは、不登校をしている私たちの生き方を認めてほしい。私たちと向き合うことから不登校を理解してほしい。それなしに、私たちの幸せはうまれない。

十二、 他者の権利の尊重
 私たちは、他者の権利や自由も尊重します。

十三、 子どもの権利を知る権利
 私たちには、子どもの権利を知る権利がある。国やおとなは子どもに対し、子どもの権利を知る機会を保障しなければならない。子どもの権利が守られているかどうかは、子ども自身が決める。

二〇〇九年八月二十三日
全国子ども交流合宿「ぱおぱお」参加者一同


注意事項
転載は自由にしていただいて、結構です。ブログ等に転載する場合、一部分を切り取らず、全文を載せていただきたいです。 よろしくお願いします。

「不登校の子どもの権利宣言」を採択しました(NPO法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク)




この、宣言を読んだ時。
私はとてもうれしかった!
こういう言葉を、不登校の子どもたち自身が作り上げるまで、どれだけの葛藤があったかと想像するだけで涙が出てきた。

学校と言う存在、学校と言う意味、学校と言う場所・・・

ちびぼんのように発達障害を背景にもつ子どもたちもいるでしょう。
そうでない子どもたちもたくさんいるでしょう。
どんな子たちも、何かに苦しんで悩んで・・・
子ども時代と言うゴールデンタイムを、何かに縛られて生きている。。。

その何かから解放されるのは、まずはまわりの大人たちの考え方、教育と言うものの見直し、学校というものの存在価値・・・
色々な角度から考えて常識から脱皮しなければな〜〜と思いました。

私などは自身が不登校を経験しながら、それでも、学校というものの存在からどこか逃れられないでいる、自分がいることを感じています。
それが、ちびぼんの今の心にも影響を与えているかもしれません。

学校との良い関係、それが出来ている今だからこそ、あせりは禁物だと再度思いました。


この不登校の子どもたちの権利宣言に出会えたのは、アメブロでのグルっぽというコミュニケーションサービス。
「不登校の子どもの権利宣言」グルっぽでの事でした。

*グルっぽ管理人のカホンカさんのブログ「もう5年、ガッコウ行ってないや。。。」

アメブロのID持っててよかった〜〜と感じました〜〜




今まで不登校の事を色々書いてきましたが、他の不登校の子どもたち、親御さんたちの声をあまり聞いてこなかった。。。
(セミナーなどで、不登校に関してのものには参加して親御さんたちとも直接話をさせてもらっていますが・・・)

個人的には、不登校に至る前の時点で・・・
子どもの声を聞いてあげられたら・・・
耳を傾けられたら・・・

と思っています。

子どもの心が痛んで心の中で涙を流すのを見るのは辛いですから・・・



☆参加しているランキングバナーです☆

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 成人発達障害へ
にほんブログ村


お読みいただきましてありがとうございます。

ブログをやっててよかったな〜〜と思う瞬間ですね。
人との繋がりに感謝です。

拍手する
posted by はるぼん at 18:40 | Comment(5) | TrackBack(0) | 不登校に関して・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして☆

「不登校の子どもの権利宣言」
読ませていただきました。

条文のひとつひとつに、
子どもたちの思いが
ものすごく込められていることを
理屈なく感じられました。

理解することは、
とても大事なこと。

自分も娘を一人持つ身ですが、
もし、娘が不登校になったとしても、
彼女の考え、思いを、
出来るだけ尊重したいと思いました。

それにしても、
「不登校」という言葉は、
イヤな言葉ですね…
もっと前向きな言葉があればいいのに☆
Posted by TAKMIN at 2010年04月27日 23:58
♪TAKMINさん♪

はじめましてようこそお越しくださいました〜

この「不登校の子どもの権利宣言」これに出会えて私はとてもうれしいのです。
辛い思いをして、苦しい思いをして、それでも、ちゃんと力をあわせて、こんないい事場が出来上がった。

少しでも多くの大人たち、今、苦しんでいる子どもたちにこの言葉を読んでもらいたいです。

「不登校」その前は「登校拒否」・・・
どっちもあまりいい言葉ではないですよね〜
ほんとにもっといい言葉があるといいですね☆
Posted by はるぼん at 2010年04月28日 21:14
こういう事件が実際にあったら面白くない?

アメリカのフリースクールで銃乱射 5人死亡、11人負傷

[USO]1日2時9分

 カリフォルニア州南部にあるフリースクールで、現地時間の31日、9時ごろ、少年が銃を乱射し5人を殺害し、11人に重軽傷を負わせた。
複数の現地メディアは、犯人の少年は黒いトレンチコートのような服を着ていたと報道。地元警察によると、少年は銃を乱射後に、玄関で銃で自分の頭部を打ち抜き自殺、フリースクールの生徒はすでに避難しており、現場では救急隊員らが対応に当たっている。

私のブログ「アメリカ銃事件報告の書」のカテゴリー「USOニュース」の記事より一部抜粋 詳しくは(全文は)「アメリカ銃事件報告の書」にて


Posted by ウオン・スンヒ at 2010年08月08日 18:28
こういう事件が実際にあったら面白くない?

アメリカのフリースクールで銃乱射 5人死亡、11人負傷

[USO]1日2時9分

 カリフォルニア州南部にあるフリースクールで、現地時間の31日、9時ごろ、少年が銃を乱射し5人を殺害し、11人に重軽傷を負わせた。

私のブログ「アメリカ銃事件報告の書」のカテゴリー「USOニュース」の記事より一部抜粋 詳しくは(全文は)「アメリカ銃事件報告の書」にて


Posted by ウオン・スンヒ at 2010年08月08日 18:29
♪ウオン・スンヒさん♪

そういう事件があったら、面白くないです。
アメリカであろうと日本であろうと世界中どこであろうと、人の命が奪われるのはイヤです。

そうならないように、どうすればいいのでしょうね。
考え始めたらこの世の中恐い所だらけで、一歩も外に出られなくなってしまいます。

せめて心を助けるために、色々な工夫が必要なんだと思います。
Posted by はるぼん at 2010年08月08日 23:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。