2008年11月09日

盲導犬とその主人に出会いました。

先日、出勤時に地下鉄で『盲導犬とその主人(視覚障害者)』と出会った。

出合ったと言うよりも、一緒の車両に乗り合わせた。と言うのが正解。

たった数十分の間だったけれど、私の中で猛スピードで色々な思考が駆け巡り、たまたま乗り合わせただけの関係のはずなのに、まるで『知り合い』のような気持ちになってしまった。


だから、『出会った』でも私の中では正解。




私は犬が好き。

特に大型犬にはたまらない魅力を感じている。
そのせいか、よく犬の表情を観察する癖がある。


その時出合った盲導犬は、とても良い表情をしていた。
主人を信頼しきり、自分自身に自信を持った表情。
自分の役割、主人のために何かが出来る事をきっと誇りに思っているのかもしれない。
(と言っても、他人の気持ちがわからないと同じに犬の気持ちがわかるわけありませんが・・・だけど、本当によい表情をしていたと、私は感じてしまいました)



盲導犬は、『仕事中です』と書かれた札を背中のハーネスにつけていました。
ご主人は、50代後半くらいのご夫人でした。
目が不自由とその姿からはわからないくらい「自然」な雰囲気の方でした。
盲導犬がそのご婦人の足元に座っていなければ、杖が見えなければ、全く気がつかなかったかもしれません。


盲導犬が働いている姿をじっくりと見たのは初めてでした。

歩道を歩いている姿、定年後の犬が募金などで働いている姿・・・しか、見たことはありませんでしたので、地下鉄に乗ったとき、その大きな犬の姿に少々驚きを感じました!

普段見慣れない光景だからです。


盲導犬は主人の足元でおとなしくじっとしています。

当然と言えば当然ですが、キョロキョロあたりを見ることもなく、近くでつり革につかまっている男性のズボンの匂いを身を動かすことなく、軽くかぐくらい・・・
(匂いが彼ら盲導犬にとっても大切な感覚の一つなのでしょうね)


私はその犬の働きぶりに感心したとともに、目の不自由なご婦人の気持ちに、少々入り込んでしまいました。

どうしてかと言いますと・・・

はじめは車内はとても空いていたのです。

それが、視覚障害者である、そのご婦人・・・
車内が込んできた事を、視力以外の感覚で察知し、自分のパートナーの盲導犬に、座る位置を変えさせる指示を出したのです!

込んできたと言っても、差ほどではないのですよ、座席が何となく埋まる程度・・・

そんな微妙な状態なのに、そのご婦人は気がついた。
そして、パートナーの盲導犬は自然に指示に従った。

まるでね、犬が

「すみません、少し場所を移らせていただいても良いですか?」

と喋っているような、動作で、周りにいる人たちを驚かすことなく(何せ、レトリバー犬、大きいですから・・・)ふわりとすべるように移動したのです。

これって、すごい事ではないでしょうか!


自分にとって不足している感覚を他で補う。

それでも足りない、どうしても他の力が必要な箇所を、パートナーである盲導犬に支援してもらう。


足の不自由な方が車椅子を自在に操るように・・・

相手は機具や機械ではありませんから、何らかの心のつながりも必用でしょう。

その日出合ったご婦人とパートナーの盲導犬はきっととても素晴らしい関係なのだと感じました。



障害と障害者への支援のあり方、
支援者とは何か・・・
支援者は、障害者に何が出来るのか・・・

あの盲導犬のように、主人が求める事、主人が出来ない事に焦点を絞って、あらゆる事に気を使えるだろうか・・・・

自閉症児、自閉症者に、一体、何をして、何をするのが、良いことなのか・・・
彼らが本当に求めているものなんだろう・・・
支援という名の下に、彼らにとって不必要な事をしてはいないだろうか・・・



そんな事を、考えて、盲導犬とその主人・・・
この素敵な二人?の世界を、心の中で見つめさせていただきました。









視覚障害者の事が急に気になりだして、いつものようにあれこれ調べてしまいました。

盲導犬のことはもちろん。
視覚障害者のWEBバリアフリーまで・・・

自分に出来る事と言ったら、どんな事だろう?
視覚障害者の方へ対応(まずは「見守る事」が大切だそうです)声のかけ方、案内の仕方などもしっかりと載っていましたので、実際にそんな機会があったら、勇気を出してみよう。と、思いました。

あと、まがりなりにも、こうやってブログなりHPなりのWEBサイトを運営しているからには、WEBのバリアフリーは出来る限りの事、したいです。




ウェブアクセシビリティとは

Accessibility (アクセシビリティ)は、「アクセスのし易さ」という意味の英語です。
ですから、 Webaccessibility (ウェブアクセシビリティ)は、「ウェブサイトへのアクセスのし易さ」です。
ウェブ上のページを普通にパソコンや携帯で眺めているあなたは、「アクセスのし易さってなあに?」と感じたかも知れません。
ホームページを眺めるのが習慣になっているあなたには、逆の「アクセスのし難さ」を想像するのが難しいかも知れません。
そんなときは、おじいちゃんやおばあちゃんを連想してみてください。障害を持っている友達がいたら、その人を思い浮かべてください。
そうです。「ウェブアクセシビリティ」とは、ウェブにアクセスするのが困難な人達の重荷を軽減して、アクセスしやすくするための工夫やノウハウなのです。


*ここまで、アメディア:ウェブアクセシビリティとは? ウェブアクセシビリティ入門サイトより引用させていただきました



皆さんこんにちは。発行人の望月優です。
皆さんのウェブサイトやブログに、目の見えない人が訪れることがあります。
音声で読み上げるWEBブラウザ を利用して、あなたのサイトを訪問してくるのです。
そんなとき、リンクの貼ってある画像は、何の説明もなければ、視覚障害者にはそのリンクからどのページに移動するのか全く見当がつきません。
でも心配は無用です。 そんなときでも、目の不自由な方にリンク先の内容を推測してもらう手段があります。
画像にテキストでリンク先の内容が推測できる説明を付ければよいのです。
また、リンク画像に対する文字での説明付けは、同時に検索エンジン対策の基礎固めにもなります。
ウェブアクセシビリティは、WEBサイトを訪れる障害者や高齢者のことを思いやる優しい心配りのノウハウです。
そして、その心配りは、検索エンジンへの理にかなった対応にもつながるのです。
どうぞ、あなたも、このメルマガを読んで、思いやりのあるウェブデザイナーやブロガーを目指してください。


*ここまで、同じくアメディア:WEBのアクセシビリティを考えるメルマガ
「ウェブアクセシビリティ入門」
より引用させていただきました。
この望月さんも視覚障害をお持ちの方のようです。





ここのメルマガ、登録してしまいました!
気になったら止まらない私の習性が・・・・・(笑

でも、完璧には出来なくても、丁寧に少しずつなら出来そう・・・
たとえば、画像には必ず「ALT属性をつけるとか・・・」
頑張ってできるだけ、正確なHTMLにするとか・・・
あはは、、、ちょっと気が遠くなりそうですが、がんばってみます。






<その他参考サイト>

財団法人日本盲導犬協会(日本で最初に誕生した盲導犬協会、設立40周年を迎えたとの事)
盲導犬のことを知ろう(yahoo!きっずボランティアHPです。さすがにキッズサイト、とても理解しやすく書かれています)
バリアフリーWebデザインガイド(Hiro Web Design Office)
*株式会社アメディア(記事内で引用させていただいたサイトのTOPページです)




<アマゾンへのウィジェットリンクです・盲導犬とWEBアクセシビリティに関する本の紹介です>








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今日も長い記事を書いてしまいました。
読んでいただきありがとうございました。


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posted by はるぼん at 22:16 | Comment(3) | TrackBack(1) | はるぼんのひとりごと・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
障害者にとっての支援とは…? これは私個人の考えですが(あくまで数ある中のひとつですが。)「働く場を提供する。」ということだと思うんです。しかし現状は障害者が手にする手当(給料)は月に五千円〜一万円が相場です。(ホントあり得ない話ですが…。)しかし運営する方もギリギリの運営なので責められません。(悲しいことに…。)そんな中にあってこの間TVで「日本理化学工業」という一般企業(チョークを作っている会社です。)が紹介されていました。なんと全従業員の7割が知的障害者ということでした。最初に養護学校からの要請で2人雇ったのがきっかけだそうですがなぜ障害者がそんなに多いのか?という質問に社長さんは「みんな真面目で優しいし後輩の面倒もキチンと見る。」「世間が思っている以上に仕事をこなす。」「何よりみんな働きたがっている。」とおっしゃってました。従業員の方々はみんな生き生きしてて「いい会社だなぁ…。」とただただ感心するばかりです。たとえ障害があっても機械や道具、社員教育の方法など工夫次第で思っている以上に力を発揮するはずなんですが残念ながら世間ではどうも彼らの力は過小評価されてますね…。
Posted by 必殺調理人 at 2008年11月10日 01:10
実兄が全盲です。盲導犬はいません。
そして外出には我々が想像もつかないほどの苦労をしてます。
以前兄に盲導犬の話しを出したら「俺、犬嫌いやねん…」と
一言。
ああ たしかに兄は動物が苦手だったなと大笑いしたことを思い出しました。
Posted by ぱんまり at 2008年11月10日 01:40
♪必殺調理人さん♪

>「働く場を提供する。」

ああ、ほんとうですね。
なんと言うか日本って「働かざるもの食うべからず」的思想が、いまだに根っこの部分にあって、健常者でさえ食にあぶれて苦しんでいる現状。
この状態で障害者に働く場を提供するのはそう簡単には行きませんよね。
障害者作業所にお勤めするのに、お金を払って「働く場」を得ているようなものだと言うのも聞いたことがあります。(信じられない現状ですね)
ご紹介してくださった「日本理科工業」早速検索してみました。障害者雇用に対する姿勢がしっかりと書かれていました!(ビックリ!)そういう会社もあるんだ〜〜
これからもこういう企業が増えてくると良いですね。(ほんとうに・・・)



♪ぱんまりままさん♪

お兄様が何らかの障害を持ってらっしゃることは記憶にありましたが、視覚障害だったのですね。

>「俺、犬嫌いやねん…」

その場の大笑いしている、ぱんまりままさんを想像してしまいました!

上のコメントで必殺調理人さんが書かれているように、「働く場の提供」これがあるかないかで、心の持ちようも数倍違いますよね。


Posted by はるぼん at 2008年11月11日 00:04
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